瞬間に溺れて : Zeiss 85mm Planar
All Photograph is taken with ZEISS Planar 85mm ZA on GFX 50R
もう定番、着く頃に爆睡
人は少なく、距離もだいぶとり、そこにいる限られた人たちも、距離を保つために関わりは特に持ちません。
ライカは階調、Zeissは陰影という誘惑の響き当面ライカ レンズは買えないのでセンサーに任せてZeissの光と戯れます😭
Zeiss planar 85mm F1.4 ZAつまりSAL85F14Z
このレンズについて少し調べつつ、テスト撮影をしました。
2006年10月発売と14年前。僕が今の会社に入社した次の年、長い目で見たらほぼ同期笑。
当時の定価 : 18万円(๏д๏)。凄まじい価格です。
瞬間に溺れて
エロティックなタイトルで誘惑してきます。しかし、今のZeissはMilvusやBatisそしてOtusなど、どんなinnovationがあったのか思わせるくらい高画質化しているので、classicシリーズやZAのプラナーに見向きをする人はもはや絶滅危惧種だと確信しています。
西陽を浴びた池もはやボケが破綻していて最高です。
カラーだと輪郭が見えない鮮やかですが。
光の集め方
結構コントラストが粘ります
この頃にはもう確信
個人的プラナーらしさ : 1点を主役にするボケ
個人的プラナーらしさ : 光を浴びた時のギラつき
↑
これがTheプラナーだと思うところです。低解像度では分かりにくいですがCONTAXのプラナーやその時々で経験してきたプラナーの共通点です。一瞬の鋭さ、ZAプラナーは微妙に過去のプラナーと違う印象がありますが、一番見たかった中距離の曖昧な表現を試して、少し感覚を掴みました。
↓
このモワッと感
絞り開放でのコントラストが高いから曖昧になりにくい
コシナプラナーに近い感触を得ました。
まさに中距離の曖昧な一枚
acrosでも絞り開放は楽しい
一見あってそうでピントが合っていないけど雰囲気は伝えたい、こんな曖昧な表現をしたい時BatisやSigmaのArtやOtusでは出来ません。
コシナのプラナーもこのZAプラナーもまた、独特の楽しみ方ができそうです。→単純に古いからだろっとというのはなしで笑
違いはZAプラナーの方が絞り開放がシャープでコントラストが出ます。コシナの方は絞り開放はそこまでシャープさもコントラストも高くないです。合わなくても良いピントもあるんです笑。
そのかわり絞り開放から絞るにつれて鋭さを持っているのはコシナプラナーで、ZAプラナーは絞りによる大きな変化は少なくマイルドにコントラストやシャープが上昇する印象で色がこってり鮮やかに乗ってきます。コシナプラナーは鋭さに乗ってくる色は枯れた感じの渋さを感じます。
共通点は、絞り開放のMr.パープルフリンジです。
フランジバックの関係で使えませんが、
Eマウントレンズが使いたい😭
帰ってきたZeiss - Planar 85mm F1.4 ZA
All Photograph is taken with ZEISS Planar 85mm on GFX 50R
愛すべきZeissが舞い戻りました。以前友人から借りていたコシナのplanar 85mm F1.4 ZFではなく、同じ85mmでもソニーのSAL85F14Z、プラナー85mm F1.4ZAでした。
プラナーはある程度知った仲ではありますが、コシナのプラナーとはレンズ構成も枚数も少し違い、
Full size 85mm F1.4 = large format 67mm F1.0
ということのようですが、スペックは大して重要でないので色々試してみたいと思います。
絞り開放がプラナーなのにシャープ!違和感!
Acrosの相性とボケ具合気持ち良い
酷い背景でもボケが滑らか、もっとガチャって欲しいと思うのは、いつもプラナーに感じるところ
ラージフォーマットなのに開放での減光がこの程度、凄い
絞った時の解像感や線の細さはコシナPlanarに軍配か。、いや、まだサンプルが少ない笑
なんとなく緑が映える
やはりグリーンが強い
転んで泣く次男、緑が濃い
緑が濃いから赤が映える
階調は、想像よりコントラストが高い
コロナ対策でカネは振らせない、それにしても絞り開放が芯があってしっかり色が乗る
緑に光が乗ると映える
ギラつき感好き、ウェブでは伝わらない。。
艶を感じるんだけど。少し独特
クリアな描写。個人的にはDistagon 35mm F1.4 ZMのような中間調からシャドウにかけての粘りが好き、一瞬の鋭さ
締まりが強いけど柔らかさが残るから、女子ポートレートは面白そう→そんな機会なし
到着するといつも寝てる。
シャープだから、絞り開放での曖昧な表現は苦手かも。↓例えばコシナプラナーだと
通常は弱点と指摘される部分ですが、OtusやMilvus、BatisやソニーのGM、SIGMAのArtシリーズなどでは逆に全て確実に写ってしまいます。。。良いことですね笑。150キロを超えるストレート、スプリット、フォークも超高速。コシナやコンタックスのプラナーは、直球は出ても130キロ中盤から後半しか出ないためチェンジアップやカーブのような緩急という鋭さで生きる。物はいいようですね、単に好みの違いです。、今回のPlanar 85mm F1.4 ZAはどちらかというとfirst impressionは前者寄りでした。
ここからマニュアル露出です。デジタルで指定する露出よりも小気味の良いちょうどよく決まることが多いです。
抜けが良く感じるのと
アンニュイを捉えやすい、この日は全てカラーはProviaだったのにClassic Chromeのような渋さ
acros G
Provia
線は細い
今まで経験してきたプラナーと比較して、あくまで体感ですが、とても鮮やかでクリアでシャープ、絞ることによる変化は緩やかに感じました。プラナーと言っても種類によって傾向が異なるのですね。
光の入り方などはまだまだこれから試していきたいです。
ほとんどが自宅にいて、限られた外の時間は子供のための時間なので、色々試すには時間がかかりそうですが、じっくりと楽しんでいきたいと思います。
それ以上に、どのフォトブックがベストかを探すほうが大変そうです。いまだに、かつてのiPhotoのフォトブックの品質と価格に競えるメーカーが見つかっておりません。。
普通の非日常と貴重
All Photograph is taken Fujifilm GFX 50R
まだ小さい子供たちがもう少し大きくなって、歴史を学ぶときに、今起きているこの状況を学ぶことになるでしょう。
君たちの記憶には、残らないだろうけど、そのとき何をしていたのかきっちり写真として残し、本にも残します笑
モノクロにはちょうど良い曇りの日だって
晴れ間に浮かぶダイナミックな雲の日も
本当は@Stayhomeは重々承知の上で、晴れの日も風の日も、マスクをつけて人の少ない道を通り、わずかな時間を多摩川で過ごします。
山陽新幹線、のぞみ、希望を運んでもらいたい
Good social distancing
働く人たちもいた
希望を照らしてください
木漏れ日に想う
ラージフォーマットはF13でもボケる、ナイス質感
日本が、世界が今伝染病と向き合っている中、ジレンマを抱えつつ子供との貴重な時間を過ごしています。2日に一度のこの2時間は貴重だけど、普通でない日常への感謝と、この状況で働く人々への感謝をしながら家に篭ります。
味噌汁を飲みましょう。
やっぱりAcros (モノクロ)
All Photograph is taken with G50mm F3.5 on Fujifilm GFX 50R
※登場する画像は直近で多摩川で撮っただけのサンプルです笑
モノクロ写真、最初は「なんかそれっぽい」で始めました。でもすぐにカラーに戻りました。僕にとっては、カラーのついでに何枚かあればいいやのエフェクトでした(20年くらい前 times fly)。
CanonからEOS 5Dの発売は当時かなりのインパクトがあり、アダプター経由でLeica summicron R 50mm F2のレンズを使って覚醒してしまいました。多分それはズミクロンというレンズのおかげでもありますが、なんとなくカッコいいから、堪らない心地よさが見えてきました。そういえばそんな記事を以前書いたなと探したら、めちゃめちゃありましたw
Leica Summicron R 50mm F2 - Futu’s blog
Leica Summicron R 50mm vol.2 - Futu’s blog
階調や濃度はセンサーとレンズによって味が変化する部分だと思いますが、輝度、光の入り方、捉え方がモノクロの奥深さだと感じていまして、そこに敏感になって行きます。僕がFujifilmに、しかもGFXで(間違って笑)戻ってしまったのも、やはり贅沢なセンサーでacrosを使いたかったからでした。
もう閉鎖してしまったのでずか、とあるカメラマンがセミナーで話したことをブログにアップしていました。
モノクロ好きのカメラマンは、いい光を探して撮りこみたいんだよ。正直、被写体とか構図とかはその次でね、、
その通りです。
まさに仰るとおり。。問題はセンサーに合うレンズがほとんどないということです😭
耐える木 : 根元が折れそう。。
川にボート🚤 : 光沢を帯びる。
光沢を帯びるvol.2
武蔵小杉の背中に気持ち良い雲がたくさん浮かんでいた
逆は雲ひとつなし。サイクリングや散歩の人が多かった。
オヤツに静まる愛息たち
いきなりカラーが飛び込んでるくると情報が多すぎてたじろぎますw
やっぱりZeiss
Zeissに魅せられたら、もうあとの祭です。数値では計れない撮影者の心を掴みます。
以前にも同様のことを書いていました。安くて高い品質であっても革靴好きはイギリスのノーザンプトンの革靴に惹かれるのです。
焦点距離によって魅力は変わるものですが、久々使うと、そのコントラストや発色に快感を覚えます。
愛息の作品がアートに見えたり
定番だけどコクがある
開放で現れるフリンジが朝を教えてくれますw
愛息が歌う鼻唄を一枚に閉じ込めます。「いつまでも耐えることなく友達でいよう〜」。どこで覚えたんだ。。
acrosとの相性が抜群です。
その場の空気を残してくれる様な気がします。
ボケが自然で綺麗に魅せてくれます。どちらかというとプラナーよりマクロプラナーのボケが好きです。
神々しさをほんのり残せます。Distagon 35mm F1.4 ZMの静謐さには勝ち目はありませんが。
充足感を感じるパパに子供たちも仲良くしてくれます。水平なんて気にしません。
85mmまでいくとGFXのイメージサークルもほぼカバーします。
パパが不安になるくらい爆睡します。
Social Distancingの欠片も感じさせないアベックも逃しません。
リモートワークの期間が伸びてモノの捉え方が極端になってきています笑
他にもたくさんの欠点や魅力がありますが、ウェブの解像度の低さが難的ですね。
レンズ(保護) : プロテクトフィルター
僕のような子持ちのパパカメラマンには、レンズにつけるプロテクトフィルターは必須です笑。比較画像はありません🙇♂️
かつて仕事で使っている時も保護フィルターは使っていました。むしろ屋外での撮影が当時はなかったためNDフィルターは使っていませんでした。
保護フィルター
まさに名前のまま。しかしその過程は凄まじいものがあります。
寝る間も惜しみ、毎晩、高嶺の花を調べ続け、時にはカメラ屋に行き、触り試させてもらい、立ちはだかる財布を握るエンマ様(妻)との交渉に数ヶ月、時には数年単位で挑み、与えられた試練を乗り越え、ようやく手にしたレンズ。大切に使うと誓ったレンズにつけるまさに勝利の称号なのです。
保護フィルターなんて名前は正しいけど、勝者のフィルターと命名しても良いくらいに大事なものです笑
※こんなに長く解説するようなものではありません。
勝利の雄叫びの後は、多少気持ちが大きくやりやすく、せっかくつけるならとネット検索し、店員さんにお勧めを聞き選択肢を絞ります。
一本のレンズに百姓一揆の如く全力を尽くすパパには「生」でレンズは怖い。裸が一番なんてわかっていてもです。。。。
プロテクトフィルターの種類
純正派の方は話が早いですね。お疲れ様でした。僕もZeissのレンズを使うならT*コーティングのZeiss純正フィルターを!と思いつつ価格を見て一歩後退りします。。
個人的な選択肢として上がるのが、
Kenko
Marumi
Hakuba
もう定番ですね。パパたちを支えてくれる日本が誇るメーカーです。
Kenko
https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/protect/
Zetaシリーズ
最高の透過率と、色の濁り・偏りを全く起こさない優れた品質の光学性能を持つ保護フィルター。
フィルター装着による光の損失を最小限に抑えるため、面反射0.3%以下のZRコートを採用。
キャノン時代にはこれを使ってきました。当時はほぼ大口径のLレンズばかりだったのでなかなかの出費でした。しかし、個人的に感じていた最大のストレスはレンズキャップの付けにくさ。言葉にならない苛立ちを今でも覚えています笑
そして、Kenkoが誇るフラッグシップのゼクロス↓
ZXゼクロス
ケンコー・トキナーの光学技術の結晶、「フローティングフレームシステム」採用。ガラスへの負荷を限りなくゼロにすることで、これまでにない極めて高い平面性を実現しました。
画質に何も加えず、描写はありのまま。いわば光をそのまま採り入れる空気のようなフィルター、それがZX[ゼクロス]です。
高いよ😭
Marumi
https://www.marumi-filter.co.jp/product/lensprotect/
DHGスーパーレンズ保護フィルター
Kenkoの後の僕のレギュラーでした。違いなんて大してわかりませんでしたが、レンズキャップが違和感なく脱着できたので。。
Exusシリーズ
マルミが誇るフラッグシップ。さらに上位にSolidのタイプもある。価格も立派。マーク2が出ているため初代が割引されているからそっちがいいかも。。
Hakuba
http://www.hakubaphoto.jp/s/product/catalog/t/category/ca/260600
略
カメラの背面液晶保護シールとカメラバックでお世話になっています笑
比較サイトを見ても違いのよくわからない僕は、できる限り出費を抑えたいので見ちゃいます。レンズ沼を彷徨える方々のおこぼれで、タイミングが合えば、ほぼ新品同様を格安で入手できます。
結局のところ
余分なレンズを一枚挟むわけなので、厳密に言えば「生」派の方の言い分は理解できます。ただ、長年比較してきて、その違いとリスクを天秤にかけるとつけましょう
が結論でした。
功罪 : 日常
世界を脅かすCovid-19が強制的に家族の時間を作っています。基本的に自宅での生活ですが、コントロールの効かない子供のために2hほど接触の少ない公園に行く程度。間違いなく彼らが学ぶことになる、歴史の教科書に載るだろう事態にあることは彼らには一寸も届きません。
Minolta MC 55mm F1.7 on GFX 50R フルサイズモード: ポーズを決める次男
Minolta MC 55mm F1.7 on GFX 50R : 行く気満々
多摩川は素晴らしい逆三密
家から出したくないけど、出すなら安全な、というジレンマ
保育園の体操着
と思いきやこっちは案外普通に人がいる。
九品仏にあるスペシャリティコーヒー、まだこれ以上の品質に出会ったことがない。ちゃんと淹れることができる人におすすめ。ネット販売もあり。。
自宅待機をするこの状況がいいはずなく、早く元の生活に戻って会社に行きたいです。
しかし、この家族との時間は何年も経ってから振り返った時の宝の時間に、、することを誓います。。。