Camera : 焦点工房 SHOTEN LM-FX 神ヘリコイド レビュー
一眼レフの時代よりもマウントの壁を超えて、無数の歴史を作ってきた過去や現在のレンズと出会うことができる。
Canon時代にRマウントアダプターかましてズミクロン50mm F2を使っていたのは良い思い出。当時の僕にはタイミングが合っていなかったダケ。
そ、、し、、て、、
表題に掲げた
ヘリコイド付きのマウントアダプター、神。
僕はMマウントアダプターを二つ持っている。K&Fの3000円しないアダプターとSHOTENのヘリコイドアダプターだ。
K&Fの方は単なるアダプター。普通にこれで十分。メリットは安いのと、ヘリコイドない分、少しだけ薄い。←大事。
さて、ヘリコイド付きのマウントアダプターは選択肢が複数ある。僕が使ってるのは中華製のSHOTEN。ネット上でも定評だったのでゲット。
銀色の部分がヘリコイド部でそこが回せるようになっていて、最短撮影距離が短くなったりする。これは凄いことでMマウントは最短をだいぶ犠牲にしているからレンジファインダー向けのレンズ以外の経験でいきなり使うと、あれ?あれ?と後ずさりすることになる。
僕のZeiss Distagon 35mm F1.4 ZMは最短が70センチ。。
例えば、最短で撮るとこんな感じ。
上が絞り開放をF1.4、下がF2.8。フルサイズならもっとボケが凄いだろう。
珍しいお花。
通常のミラーレス用の35mmや50mmはもっと寄れるし、一眼レフ用レンズもあと20.30センチ寄れる。
そこでそこからヘリコイド回してみる。微調整しながら、もう少しの塩梅を調整できる。
ヘリコイドを使った最短がこれ。↓
もはや神の領域。ハーフマクロになったのではと錯覚するくらい寄れる。。(F2.8)
もちろんピントはスーパー難しくなる。僕みたいに適当な手持ちのスナップ野郎からするともう大変。しっかり構図を決めて道具を使うべきレベル。
ボケも凄まじい。最近は絞り開放と仲良くなろうとしてるけど、最低でもF2.8にしないとボケボケ。
こんな感じ。でもこれはこれで嫌いではない。何がって色、グラデーションと質感。
使う場面は限られるけど、出来る出来ないは結構違う。でもそれは、ズームできたら便利でしょ!だから単焦点よりズーム派ですっ!とはまた違うのだけど。
ヘリコイド付きのアダプターは他のメーカーの選択肢もあると思う。ヘリコイド付きかどうか、ヘリコイド付きのアダプターおススメ。