Zeiss Makro Planar 50mm F2

僕が使ったことのあるレンズの中でトップ3に入る最も好きなレンズの一つ。マクロプラナー。光の魔術師!大好き。

今は販売が終了しているが、別の名前で新たに歴史を刻み続ける。初めて手にしたのが今から10年も前。でも令和になった今でも愛しいレンズ(もう所有していない😭)

僕はコレクターではなく当時仕事が半分だったから、愛して使い続けるにはタイミングがあっていなかったのだ。

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ハーフマクロだけど、ポートレートも風景もガンガンこなせる。強烈なコントラストにネットリした色乗り。

EF50mm F1.4やシグマの50 F1.4 Artがフレンチキスなら、マクロプラナーはディープキス💋

 

ピントは(銘レンズと呼ばれた50mmを沢山使ってきたけど、)過去使用してきた50mmでは一番難しい、ハーフマクロだものね。

もう、扱いが難しいっ!

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絞りF3.5 最短撮影距離

本来ならば三脚で固定して絞りを都度調整して行くのだろうけど、この時は手持ちスナップだったからいろいろ試して気がする。なにせ10年前。

今使っているZeiss Distagon 35mm F1.4 ZMもそうだけど、光の捉え方が絶妙。

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何を表現したかったのかさっぱり覚えていないけど、ここまで光を包み込めるように捉えるなんて、今までの単焦点でも今もなかなか出会えない。

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マクロプラナーの真骨頂!鮮やかな捉え方。全て一切の編集せずとも空気感というより、やはり光を鮮やかに捉える。

 

あとは、ハーフマクロらしく50mmでも圧縮効果風を受け取れる。

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何でもない一枚だけど被写体へのフォーカスがF2でも明らか、浅すぎる。。

 

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F4でボケは自然。

 

絞り開放は難しいけど、作品作りには最高のレンズ。比較なんてしちゃったら、カリカリシャープとかトロッとボケるレンズなんて他にあるだろうけど、好きになったらしょうがない。

 

巷の評価も当然高いので、ヤフオクやネットでも中々出会えない。新シリーズのミルバス(←なぜカタカナ)は光学的には少しだけ性能が上がっている。そりゃそうだろう。ポイントは2つ。

1. マクロになっちゃった。

ハーフマクロだから良かったんだょ〜。

2.性能以上に価格も上がっとる。

  まぁミルバス使ってないから悪いことは言えない、ネットに載ってる民間の評価シートみてもほぼ誤差レベル。

 

最高のレンズ。