被写体への嗅覚
All Photograph is taken with Zeiss Distagon 35mm F1.4 ZM on Fujifilm X Pro2
どんな被写体を撮影するのか?センスという言葉で片付けるのでは希望のカケラもない。僕は、それは身に付けられるスキルであるのと同時に、撮影者の性質、キャラクターにも大きく依存するのではないかと思っている。
僕は、写真のスタートが友人の笑顔や時間を残したいという定番のキッカケで始まった。どちらかというとアーティスティクな構図はあまり好まない。真っ直ぐ捉えたい笑
斜めからからの構図はあまり好まないため少ない。
APSCでもDistagonの開放F1.4の周辺減光が分かる。でも丁寧。
F4だけど、緻密なんだけどはっきりしっかり解像してくれる。まっすぐ捉えられないもどかしさ。
アクロスの質感が好き。左下のエスカレーターが微妙に入り込む、、この詰めの甘さ。
開放の自然な階調ボケの距離感。信号待ちの他人。被写体が強引😭
ハイライトとシャドウの質感というかバランスが好き。ライカのような柔らかさではないけど。
出来立てホヤホヤのアップルの丸の内店。
デザインされ尽くされてるせいかカラーが映える。
東京駅を正面からフィルムシミュレーションの比較。。東京駅はなんとなくだけどこういう正面よりももっとワイドに攻めるか、思い切り切り取るか、中望遠で圧縮効果を狙う方が良いのだと思う。
東京駅自体がポートレート。
X Pro2になってから最初はOVFにこだわっていたんだけど、マニュアルフォーカス、特にZMレンズになってからは一切使わず背面ディスプレイのみ。だからちょこちょこ水平を崩してしまう。特にDistagonやBigonのようなディストーションなしを謳っているレンズだと、誤魔化せずに自分で気づいてしまう。真っ直ぐが好きな僕には、逆に難しくなることがある。。。
大都会に飽きてきた僕。写欲が低いのではなく、被写体を選ぶためのスキルと好きな構図や捉え方が都会には少し合わないのもある。思いやその時代の情勢や表情を切り取りたい僕には、一人での撮影は無機質になってしまう。
でもいいの、Distagonの可能性に遊ばれるの楽しいから。。、