② 上野探訪with ZEISS Batis 2/40 CF レビュー
All Photograph is taken with ZEISS Batis 2/40 CF on Sony A7Rlll
さて、二つ目の本題レンズZeiss Batis40について。驚くほど長くなっちゃった。。。ネット画像だから伝わりにくいけど。
フォーカスリミッターを使えばまぁ寄れる。フジのイベントの会場出たところの森の入口に生命力あふれるカマキリ。こんな寄れちゃう。注意点は近づくほど当たり前だけど被写界深度が浅くなるから必要以上にボケちゃう。どっちかのカマキリは目がボケてる。日常の撮影の中で最短撮影距離を気にせず攻めていけるのは実際使ってみると超楽しい。
スカッと抜けが抜群。絞り開放でも全く臆することなく選択できちゃう。ボケのグラデーションは綺麗。Distagon 35mm F1.4 ZMのあの奥行き感ではないけど、40mmの焦点距離でF2は強烈なボケではなく自然なボケで被写体を浮き立たせてくれる。個人的に自然だと思う。本当はもっとクセが欲しい。。プラナー50mm F1.4 ZEの油絵のような独特さ。、
35mmに慣れているから5mmの違いは慣れが必要
全国のご当地の出店が出ていて超絶混雑。
じっくり街スナップしたかったけど、僕はあんまり枚数撮る方ではない。。引っ込み思案タイプっ!
葉っぱが光を集めていた
この一枚でおやっと思った。もしかして。
モノクロは適正か+0.3から-0.7の範囲
露出-1.3位だった気がする。でも湿った感が出る。
このあたりで、ようやく気付いた感じ。僕は鈍感。でも絞り優先なんかにしてたらもっと気付くの遅かったと思う。前回の記事でリセットしてもう一度マニュアルから楽しもうとしていたが、まさにそのおかげ。何かというと、、
このレンズは
黒が強い!
光を集めるからハイキーも悪くない。でもそれ以上に想像以上に黒の粘り、露出で言うならシャドウに粘りがある。グレイからシャドウの密度が濃い感じ?
この辺りから楽しくなってきた。そうそう、そうだった絞ったら暗くなるんだよ笑
あと感じたことは、ボケもコントラストもいい具合で緻密な感じだから、何となく立体感を感じる。下の写真なんて普通撮らないしね。周りの親子には珍しく見えたと思うw
ネットでは見れないけど弾けた空気中の粒子も写る
中距離の絞り開放使うと後ろが少しうるさいボケになるけど、まぁなにやらせても優秀、、ボディもだけどね。
ここで上野は終わり。このあと御徒町までアメ横スナップしたけどiPhoneでも良かったくらいゴミゴミしてた。
The Tokyo Station素晴らしい立体感
適正露出でも自然な陰影
個人的に大事にしている繊細さ
Distagon 35mm ZM>>Batis40>Sonnar 50mm F1.5>>Planar
線の細さ、緻密さの個人的な主観笑
Loxia50mm F2, FE50 F1.4 ZA planarや50mm F1.4 ZEなどは線は太めで濃厚で悪熱帯地域の椰子の実やバナナとかアジアの色とりどりの野菜やフルーツの市場とかはコッテリ印象的に残せるイメージ。ゾナーはもう少し繊細で同じ色の傾向で光をうまく捉えるイメージ。Distagon ZMは超繊細で丁寧で緻密。ちなみにソニーのプラナーとゾナーは使ったことない笑→ネットの作例レベルのニワカ。。。
細かい描写は好きかも
黒の質感はしっかり出せる
アンダー気味の方がボケも空気感出る
F2でも質感と立体感出せる
やはりアンダー
論文のような長いレビューだった。。
オールドレンズ的な要素は皆無だし、瞳AFとかまだしっかり試してないけど、気軽にメインをはれるオールマイティさは一級品だと思う。40mmという画角は従来の35mmや50mmを一本にするからある意味で万能だけど半端でもある。重さよりも大きさかな。広角一本ほかに持っていれば旅にも日常にもいけちゃう。
丁寧な一枚を繊細に描いてくれる素晴らしいレンズだった。