やっぱりZeiss
Zeissに魅せられたら、もうあとの祭です。数値では計れない撮影者の心を掴みます。
以前にも同様のことを書いていました。安くて高い品質であっても革靴好きはイギリスのノーザンプトンの革靴に惹かれるのです。
焦点距離によって魅力は変わるものですが、久々使うと、そのコントラストや発色に快感を覚えます。
愛息の作品がアートに見えたり
定番だけどコクがある
開放で現れるフリンジが朝を教えてくれますw
愛息が歌う鼻唄を一枚に閉じ込めます。「いつまでも耐えることなく友達でいよう〜」。どこで覚えたんだ。。
acrosとの相性が抜群です。
その場の空気を残してくれる様な気がします。
ボケが自然で綺麗に魅せてくれます。どちらかというとプラナーよりマクロプラナーのボケが好きです。
神々しさをほんのり残せます。Distagon 35mm F1.4 ZMの静謐さには勝ち目はありませんが。
充足感を感じるパパに子供たちも仲良くしてくれます。水平なんて気にしません。
85mmまでいくとGFXのイメージサークルもほぼカバーします。
パパが不安になるくらい爆睡します。
Social Distancingの欠片も感じさせないアベックも逃しません。
リモートワークの期間が伸びてモノの捉え方が極端になってきています笑
他にもたくさんの欠点や魅力がありますが、ウェブの解像度の低さが難的ですね。
レンズ(保護) : プロテクトフィルター
僕のような子持ちのパパカメラマンには、レンズにつけるプロテクトフィルターは必須です笑。比較画像はありません🙇♂️
かつて仕事で使っている時も保護フィルターは使っていました。むしろ屋外での撮影が当時はなかったためNDフィルターは使っていませんでした。
保護フィルター
まさに名前のまま。しかしその過程は凄まじいものがあります。
寝る間も惜しみ、毎晩、高嶺の花を調べ続け、時にはカメラ屋に行き、触り試させてもらい、立ちはだかる財布を握るエンマ様(妻)との交渉に数ヶ月、時には数年単位で挑み、与えられた試練を乗り越え、ようやく手にしたレンズ。大切に使うと誓ったレンズにつけるまさに勝利の称号なのです。
保護フィルターなんて名前は正しいけど、勝者のフィルターと命名しても良いくらいに大事なものです笑
※こんなに長く解説するようなものではありません。
勝利の雄叫びの後は、多少気持ちが大きくやりやすく、せっかくつけるならとネット検索し、店員さんにお勧めを聞き選択肢を絞ります。
一本のレンズに百姓一揆の如く全力を尽くすパパには「生」でレンズは怖い。裸が一番なんてわかっていてもです。。。。
プロテクトフィルターの種類
純正派の方は話が早いですね。お疲れ様でした。僕もZeissのレンズを使うならT*コーティングのZeiss純正フィルターを!と思いつつ価格を見て一歩後退りします。。
個人的な選択肢として上がるのが、
Kenko
Marumi
Hakuba
もう定番ですね。パパたちを支えてくれる日本が誇るメーカーです。
Kenko
https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/protect/
Zetaシリーズ
最高の透過率と、色の濁り・偏りを全く起こさない優れた品質の光学性能を持つ保護フィルター。
フィルター装着による光の損失を最小限に抑えるため、面反射0.3%以下のZRコートを採用。
キャノン時代にはこれを使ってきました。当時はほぼ大口径のLレンズばかりだったのでなかなかの出費でした。しかし、個人的に感じていた最大のストレスはレンズキャップの付けにくさ。言葉にならない苛立ちを今でも覚えています笑
そして、Kenkoが誇るフラッグシップのゼクロス↓
ZXゼクロス
ケンコー・トキナーの光学技術の結晶、「フローティングフレームシステム」採用。ガラスへの負荷を限りなくゼロにすることで、これまでにない極めて高い平面性を実現しました。
画質に何も加えず、描写はありのまま。いわば光をそのまま採り入れる空気のようなフィルター、それがZX[ゼクロス]です。
高いよ😭
Marumi
https://www.marumi-filter.co.jp/product/lensprotect/
DHGスーパーレンズ保護フィルター
Kenkoの後の僕のレギュラーでした。違いなんて大してわかりませんでしたが、レンズキャップが違和感なく脱着できたので。。
Exusシリーズ
マルミが誇るフラッグシップ。さらに上位にSolidのタイプもある。価格も立派。マーク2が出ているため初代が割引されているからそっちがいいかも。。
Hakuba
http://www.hakubaphoto.jp/s/product/catalog/t/category/ca/260600
略
カメラの背面液晶保護シールとカメラバックでお世話になっています笑
比較サイトを見ても違いのよくわからない僕は、できる限り出費を抑えたいので見ちゃいます。レンズ沼を彷徨える方々のおこぼれで、タイミングが合えば、ほぼ新品同様を格安で入手できます。
結局のところ
余分なレンズを一枚挟むわけなので、厳密に言えば「生」派の方の言い分は理解できます。ただ、長年比較してきて、その違いとリスクを天秤にかけるとつけましょう
が結論でした。
功罪 : 日常
世界を脅かすCovid-19が強制的に家族の時間を作っています。基本的に自宅での生活ですが、コントロールの効かない子供のために2hほど接触の少ない公園に行く程度。間違いなく彼らが学ぶことになる、歴史の教科書に載るだろう事態にあることは彼らには一寸も届きません。
Minolta MC 55mm F1.7 on GFX 50R フルサイズモード: ポーズを決める次男
Minolta MC 55mm F1.7 on GFX 50R : 行く気満々
多摩川は素晴らしい逆三密
家から出したくないけど、出すなら安全な、というジレンマ
保育園の体操着
と思いきやこっちは案外普通に人がいる。
九品仏にあるスペシャリティコーヒー、まだこれ以上の品質に出会ったことがない。ちゃんと淹れることができる人におすすめ。ネット販売もあり。。
自宅待機をするこの状況がいいはずなく、早く元の生活に戻って会社に行きたいです。
しかし、この家族との時間は何年も経ってから振り返った時の宝の時間に、、することを誓います。。。
在宅のせめぎ合い
All Photograph is taken Fujifilm GFX 50R
新型コロナウイルスCorona Virus, Covid-19の影響は凄まじく、慣れない在宅勤務が続きます。周辺の地域の集中学校はゴールデンウィーク付近まで休校になるようで、もし子供の保育園まで閉園になったら、想像するだけでゾッとする生活になります。
でも、外は桜🌸の時期なんですよね。基本的には外出はしませんが、買い物に出ると人はやはりいつもより少ないですが、普通の生活をしているように思います。桜は元気です。
悪くない
実は昔中古で買ってカメラバックの奥底に沈んでいたMinolta MC 50mm F1.4のオールドレンズで遊ぼうとアダプターを買いました。それがここ最近使ってきたNikonよりもボケが気持ちいい。
ラージフォーマットでもとろけるようなボケ
構図によってはぐるぐるボケ
最近のデジタルレンズよりもイメージサークルは大きいかも
とはいえ、50mmの標準域なのでケラレます。これは周辺減光ではなくケラレだと思います笑
やはり85mmくらいまでいくと、イメージサークルを気にすることなく撮れるのかと思います。
ここからは純正のGF50mm F3.5です。
緊急事態宣言が出そうなほど、感染者は増えています。でも子供はそんなことを知らず、今日1日を全力で生きているから、最低限の遊びだけは許容してしまっている僕です。ジレンマはあるものの本日も多摩川に行ってしまいました。
多摩川の砂を独り占めする次男
Astia : F3.5
Velvia :F3.5
天気が良くて、いつもより人が多かった。でもこのくらい
小さい公園なら躊躇しますが、ここまでwise Density、social distanceが保てていると多少の安心感。。。
F11 ウェブでは伝わらないのが悲しい
自然に触れ合う兄弟
帰りは有名な桜坂を通りました。普通にたくさん人がいて驚きました。自転車に子供を2人乗せている僕は、そそくさ一枚撮って退散しましたが、今年は桜よりも大切なものがあるので来年また楽しめたらいいなと思います。
木漏れ日が綺麗
自転車の帰り、心地よい風が桜吹雪を作っていました。「ちょっと待っててね」と自転車を止めパシャパシャしてましたが、いやー、ダメですね。こういう時に経験や腕が出ます。とりあえず絞って露出決めてとか、桜吹雪はシャッター速度が早すぎると単なるゴミのような写りに笑
まぁでもラージフォーマットの素晴らしい階調を堪能できました。Flickerにあげると回線速度によるのかとても画質が荒れますね。
I hope you and your family are all staying safe and healthy!!
コロナとカメラ 0328, 2020
All Photograph is taken with Fujifilm GFX 50R
コロナ、感染、陽性、中止、無観客、自粛、買占め、オリンピック延期、知事会見。。。
仕事が当面の間、在宅に切り替わっています。日本での死者は少ないものの、海外での感染率や死者の数は異常で、日本が何か隠蔽してるのではないかと思われるほどに死者の数は少ないです。
そんな中、会社に行かざるを得なく、銀座に立ち寄りました。
良い光だったけど風が強くて
やはり人は少ない
休みには子供を連れて、多摩川へ。最近長男が小さい自転車に乗るようになり、行き始めた河川敷です。
途中の桜坂。前後ろに子供を乗せ、子供用チャリまでカゴに入れていると水平を気にしている場合ではありません。
コロナ看板、集まって飲食禁止とら書いてあるが、100mmくらい先で男女7.8名がブルーシートを敷いて呑み食いしてました。
Classic Chrome
やめてもらいたいけど子供は砂が好き
東横線の走る音が聞こえる
一緒の時間が増えたので、子供の行動に思いがけず、怒ったり注意したりが多いことに気づきました。確かに大人からしたら、しょうもないことしてるのですが、小さい体なりに考えて、楽しもうとしている彼らに対して後で反省してばかりです。
一番いたわってあげるべきは、妻なのかもしれませんが。。
子供とカメラ 3/22, 2020
All Photograph is taken with G50mm F3.5 on Fujifilm GFX 50R
三連休は初日以外、多摩川まで愛息の自転車の練習に行きました。小さい自転車を大人の自転車のカゴに乗せて、前に次男、後ろに長男と電動付き自転車だからこそ実現できました。
カラーも気持ち良い
Velvia : ウェブで伝わらないラージフォーマット。いや驚きました。風景で中判とか使う人の理由が何%か理解できた気がします笑
Pro Nega Hi : 東横線を見つける次男
Pro Nega Hi : F3.5
子供と一緒の時はやっぱりカラーになるのですが、気ままに撮る時はAcrosが好きです。モノクロで撮るたびにZeissの"Z"が襲いかかってきます。ZeissとAcrosは最高に好きだったので余計に恋しさが。。。
GFレンズは凄まじい解像度ですが、自然光オンリーの僕にはとても難しく敏感さが必要です。最近のZeissのような、、、あの感じはZeiss専売特許なのでしょうか。。
カメラと子供
All Photograph is taken with Fujifilm GFX 50R
祝日。愛息を2人連れて自転車で15分くらいの初めての公園へ行きました。とても暖かくなりチラホラ桜が🌸姿を見せてきましたね。
しかし、モノクロで。
GF50mm F3.5 : 絞り開放
Nikon 85mm F1.8 : 絞り開放
解像度は比較になりませんが、ただ、純粋に明るいレンズにしか出来ないことがありますね。GFのキレが凄まじいです。。。
中距離気味の曖昧感はZeiss Planarの方が表現力は高く感じます。
逃げない猫に興味津々、柵が互いに安心感を
開放。毛先まで撮り尽くすやりすぎ感
ラージフォーマットならではの立体感。Zeiss Batis40mmの時とはまた違う立体感は中身が詰まってる感w
たぶん、今が一番幸せな頃
気持ち良いくらい解像感。
僕はススキを被写体に選ぶことが多いのですが、それはたぶん細いのと笑、Zeissをずっと使い続けてきたので、Zeissの光の捉え方の素材にいつも使っていたからです。
純正のGF50mmは過去使ってきたZeissと比べると線は若干太めに感じますが(好きなZeissが繊細すぎた)密度があって良い感じです。
コロナの影響で、思いがけなく家族の時間をが増えました。アマゾン地方に住むピダハン族の言語に過去と未来が存在しないように、過去に後悔することもなく、未来に不安を感じることもなく、ただ、今日を、この今の瞬間を感じて家族と向き合いたいです。