Zeissと縦横比に弄ばれて
All Photograph is taken Fujifilm GFX 50R
前回のエントリー5/14からちょうど10日が経ちました。その間にほとんどの地域で緊急事態宣言が解除されました。僕は東京なので以前と変わらずですが、鬼のように忙しく画面越しに仕事をしています。
10日間の中で雨天☔️がけっこう続き、愛息達もストレスはたまったと思いますが、そのうち4日間は公園に行きました。
また、10日間の中でiPhoneに願いを込めていたら、レンズが出てきました(˙∀˙)。、、いえ、実はヤフオクです。。ヤフオクでレンズはあまり買わないのですが、オールドレンズのMinolta MC Rokkor 50mm F1.4も980で買ったものです。送料の方が高かった記憶があります。薄曇りありでしたが。
今回ゲットしたのはZeissです。
実力派と言われながらお隣の焦点距離のヒーロー達に埋もれてあまり陽の目を浴びなかった渋い奴です。状態も良く今まで見てきた相場より3割近く低い価格だったので。。。何よりも臨時収入が🤭あったのでつい。
素晴らしいレンズだったので、色々試して近々レビューしたいと思います。
The 定番 : 白飛びがいい感じ
パパは少し心配
ハイキーよりが落ち着くのは疲れているからなのか
何故、こんなことになったんだ、確か多摩川は近くの海とつながっていると
満潮の時、君は何をしているのだ。
落ちているものを拾いたがる
かつてないほど人がいる。
ZAプラナー85mmは緑に特徴を感じる
マイナスイオンが溢れてる
久々の3:2縦横比に超違和感 - Minolta MC ROKKOR 50mm F1.4
Zeiss
絞り開放
スズメまでもめっちゃシャープ
2人はめっちゃマイルド
純正以外で一番解像度高いかも。
ハイキーなのに諸々残る
BatisやOtusならともかく開放でこんなにコントラストを残せるなんて
君たちの笑顔が何度でも僕を蘇らせる
キラキラもほんの少しだけ残せる
1:1の比率!ハッセル!!
時間と光を記録する
中距離以上なのに、開放の曖昧な空間も表現もコントラストが残る。
XPan風 - Flicker経由だとサイドが暗くなったりする
インスタは基本が1:1だと思いますが、自分のカメラで自分のレンズで作り出す1:1はとても楽しいことに気づきました。奥行きも広がりも平等です笑。、日の丸構図がとても気持ち良いです。
ずっとフルサイズで3:2でやってきたのに4:3に慣れると意外にも窮屈に感じるもので楽しいです。デジタルなので色々なアスペクト比で撮影するのも新しい発見がありそうで、今度縛りをつけて遊んでみようと思いました。
驚きと価値
All Photograph is taken with Fujifilm GFX 50R
僕の家にはテレビがありません。お金がないからではなく、あらゆるおもちゃを投げたりジャンプキックが日常の動物園のような我が家には、今現在は全く必要ありません。危険です。
「みんな見てる」「生活の中心」だと思っていたテレビ📺ですが、必要な時にピンポイントで情報にアクセスできるYouTubeやSNSの方が僕にはマッチしています。
Zeiss 85mm F1.4 Planar : 多摩川の川に降り立つ愛息達
そのため、不要な電磁波をあびずにいる愛息達の遊びは、絵本とブロックです。純粋な絵本から海外絵本、ディズニーとか英語の絵本、ブロックに至っては積み木、レゴ、もうよく分からない特殊なヤツまであります笑
GF50mm F3.5 : リアルと絵画を混ぜ合わせたように描写が細かい
しかし大変なことは、「絵本読んでー」「これ読んでー」のループです。妻はかつて20回連続で同じ絵本を繰り返し涙を流していました。
さて、癖や特徴を知りたかったのでZeiss Planar 85mm F1.4 ZAばかりでしたが、久しぶりにGFX フジ純正のレンズGF50mm F3.5が出動いたしました。Jpegをただ取り込んだだけですがヴェールを2枚くらい取り去った感じです。
もう、ステージが違うというか、改めてその威力を思い知らされました。全域に渡る解像感、色彩の密度感、階調といいセンサーと対等に渡り合ってることを出てくる画像が教えてくれます。
久々に僕の貧弱なMacに取り込んで見て、唸り声を上げてしまいました。
誰もいない多摩川の浅瀬
綺麗な川じゃないからやめてもらいたい
木漏れ日はどんなカメラでもレンズでも気持ちいい
カメを探す愛息たち、立体感が怖い
ほんのわずかな光のためにセンサーの助けもあって濃厚
もう、なんか美しい
価格も驚くほど安くなってきているので、中判のオールドレンズを試してみたいという欲も湧いてきます。やはりセンサーにマッチしたレンズは凄いです。。改めてファミリーぱぱグラファーが扱う代物ではないと感じました笑
しかし
ここ数日でいちばんのお気に入りは、下の写真です。
全くピントが合っていないけど、後から公園に到着した僕を見つけて走り寄ってくれる次男。瞳AFでガッチリピント合っていたらどうだったのかと考えてしまいます。ピントが合わないくらいの躍動感の方が人生の記録としては味と価値を残したり。
とはいえ、携帯のカメラじゃないんですよね。
カメラとは何という素晴らしい趣味なんでしょう笑
モノクロが好キダカラ
All Photograph is taken with ZEISS Planar 85mm ZA on GFX 50R
GWが終わり、再び非日常の日々が始まりました。一度の人生で、家族としては変えることのできない時間とは言え、子供と触れ合う時間の少ない、多忙な日々へ戻ることへの渇望とが入り混じっています。
そんな今をどう記録するのかを考えた時に、僕はカラーよりモノクロを好みます。光と闇で残したいものをシンプルに記録できるからです。
カラーは子供の記録のために間違いなく使いますが、数枚撮ったらあとはacrosに切り替えてしまいます。素材、被写体にもよりますが。
10年前にContax Zeiss planar 50mm F1.4をCanon EOS 5Dにアダプター越しに使っていた時代に、高尾山の紅葉🍁撮りに行って、紅葉すらモノクロで撮っていた過去の自分にツッコミを入れたくなりますが。。
不思議と、モノクロはその時代に何を考えていてとか、どんなことがあってなんてことが比較的思い出しやすく感じています。
残したいもの以外の主張が少ないので、向き合いやすいです。
一方で、主観的要素が強いので他者から見たモノクロって境遇が一致していたり、好きな人を除くと単なる白黒写真なんですよね笑。
過去を振り返ると似たようなエントリーをしていました。
西陽に伸びる影、今に夢中な愛息たち
遊び道具忘れても、目に映るものが遊び場になる
近々、好きなモノクロを集めたり、カラーと比較して遊ぼうと思います。
瞬間に溺れて : Zeiss 85mm Planar
All Photograph is taken with ZEISS Planar 85mm ZA on GFX 50R
もう定番、着く頃に爆睡
人は少なく、距離もだいぶとり、そこにいる限られた人たちも、距離を保つために関わりは特に持ちません。
ライカは階調、Zeissは陰影という誘惑の響き当面ライカ レンズは買えないのでセンサーに任せてZeissの光と戯れます😭
Zeiss planar 85mm F1.4 ZAつまりSAL85F14Z
このレンズについて少し調べつつ、テスト撮影をしました。
2006年10月発売と14年前。僕が今の会社に入社した次の年、長い目で見たらほぼ同期笑。
当時の定価 : 18万円(๏д๏)。凄まじい価格です。
瞬間に溺れて
エロティックなタイトルで誘惑してきます。しかし、今のZeissはMilvusやBatisそしてOtusなど、どんなinnovationがあったのか思わせるくらい高画質化しているので、classicシリーズやZAのプラナーに見向きをする人はもはや絶滅危惧種だと確信しています。
西陽を浴びた池もはやボケが破綻していて最高です。
カラーだと輪郭が見えない鮮やかですが。
光の集め方
結構コントラストが粘ります
この頃にはもう確信
個人的プラナーらしさ : 1点を主役にするボケ
個人的プラナーらしさ : 光を浴びた時のギラつき
↑
これがTheプラナーだと思うところです。低解像度では分かりにくいですがCONTAXのプラナーやその時々で経験してきたプラナーの共通点です。一瞬の鋭さ、ZAプラナーは微妙に過去のプラナーと違う印象がありますが、一番見たかった中距離の曖昧な表現を試して、少し感覚を掴みました。
↓
このモワッと感
絞り開放でのコントラストが高いから曖昧になりにくい
コシナプラナーに近い感触を得ました。
まさに中距離の曖昧な一枚
acrosでも絞り開放は楽しい
一見あってそうでピントが合っていないけど雰囲気は伝えたい、こんな曖昧な表現をしたい時BatisやSigmaのArtやOtusでは出来ません。
コシナのプラナーもこのZAプラナーもまた、独特の楽しみ方ができそうです。→単純に古いからだろっとというのはなしで笑
違いはZAプラナーの方が絞り開放がシャープでコントラストが出ます。コシナの方は絞り開放はそこまでシャープさもコントラストも高くないです。合わなくても良いピントもあるんです笑。
そのかわり絞り開放から絞るにつれて鋭さを持っているのはコシナプラナーで、ZAプラナーは絞りによる大きな変化は少なくマイルドにコントラストやシャープが上昇する印象で色がこってり鮮やかに乗ってきます。コシナプラナーは鋭さに乗ってくる色は枯れた感じの渋さを感じます。
共通点は、絞り開放のMr.パープルフリンジです。
フランジバックの関係で使えませんが、
Eマウントレンズが使いたい😭
帰ってきたZeiss - Planar 85mm F1.4 ZA
All Photograph is taken with ZEISS Planar 85mm on GFX 50R
愛すべきZeissが舞い戻りました。以前友人から借りていたコシナのplanar 85mm F1.4 ZFではなく、同じ85mmでもソニーのSAL85F14Z、プラナー85mm F1.4ZAでした。
プラナーはある程度知った仲ではありますが、コシナのプラナーとはレンズ構成も枚数も少し違い、
Full size 85mm F1.4 = large format 67mm F1.0
ということのようですが、スペックは大して重要でないので色々試してみたいと思います。
絞り開放がプラナーなのにシャープ!違和感!
Acrosの相性とボケ具合気持ち良い
酷い背景でもボケが滑らか、もっとガチャって欲しいと思うのは、いつもプラナーに感じるところ
ラージフォーマットなのに開放での減光がこの程度、凄い
絞った時の解像感や線の細さはコシナPlanarに軍配か。、いや、まだサンプルが少ない笑
なんとなく緑が映える
やはりグリーンが強い
転んで泣く次男、緑が濃い
緑が濃いから赤が映える
階調は、想像よりコントラストが高い
コロナ対策でカネは振らせない、それにしても絞り開放が芯があってしっかり色が乗る
緑に光が乗ると映える
ギラつき感好き、ウェブでは伝わらない。。
艶を感じるんだけど。少し独特
クリアな描写。個人的にはDistagon 35mm F1.4 ZMのような中間調からシャドウにかけての粘りが好き、一瞬の鋭さ
締まりが強いけど柔らかさが残るから、女子ポートレートは面白そう→そんな機会なし
到着するといつも寝てる。
シャープだから、絞り開放での曖昧な表現は苦手かも。↓例えばコシナプラナーだと
通常は弱点と指摘される部分ですが、OtusやMilvus、BatisやソニーのGM、SIGMAのArtシリーズなどでは逆に全て確実に写ってしまいます。。。良いことですね笑。150キロを超えるストレート、スプリット、フォークも超高速。コシナやコンタックスのプラナーは、直球は出ても130キロ中盤から後半しか出ないためチェンジアップやカーブのような緩急という鋭さで生きる。物はいいようですね、単に好みの違いです。、今回のPlanar 85mm F1.4 ZAはどちらかというとfirst impressionは前者寄りでした。
ここからマニュアル露出です。デジタルで指定する露出よりも小気味の良いちょうどよく決まることが多いです。
抜けが良く感じるのと
アンニュイを捉えやすい、この日は全てカラーはProviaだったのにClassic Chromeのような渋さ
acros G
Provia
線は細い
今まで経験してきたプラナーと比較して、あくまで体感ですが、とても鮮やかでクリアでシャープ、絞ることによる変化は緩やかに感じました。プラナーと言っても種類によって傾向が異なるのですね。
光の入り方などはまだまだこれから試していきたいです。
ほとんどが自宅にいて、限られた外の時間は子供のための時間なので、色々試すには時間がかかりそうですが、じっくりと楽しんでいきたいと思います。
それ以上に、どのフォトブックがベストかを探すほうが大変そうです。いまだに、かつてのiPhotoのフォトブックの品質と価格に競えるメーカーが見つかっておりません。。
普通の非日常と貴重
All Photograph is taken Fujifilm GFX 50R
まだ小さい子供たちがもう少し大きくなって、歴史を学ぶときに、今起きているこの状況を学ぶことになるでしょう。
君たちの記憶には、残らないだろうけど、そのとき何をしていたのかきっちり写真として残し、本にも残します笑
モノクロにはちょうど良い曇りの日だって
晴れ間に浮かぶダイナミックな雲の日も
本当は@Stayhomeは重々承知の上で、晴れの日も風の日も、マスクをつけて人の少ない道を通り、わずかな時間を多摩川で過ごします。
山陽新幹線、のぞみ、希望を運んでもらいたい
Good social distancing
働く人たちもいた
希望を照らしてください
木漏れ日に想う
ラージフォーマットはF13でもボケる、ナイス質感
日本が、世界が今伝染病と向き合っている中、ジレンマを抱えつつ子供との貴重な時間を過ごしています。2日に一度のこの2時間は貴重だけど、普通でない日常への感謝と、この状況で働く人々への感謝をしながら家に篭ります。
味噌汁を飲みましょう。
やっぱりAcros (モノクロ)
All Photograph is taken with G50mm F3.5 on Fujifilm GFX 50R
※登場する画像は直近で多摩川で撮っただけのサンプルです笑
モノクロ写真、最初は「なんかそれっぽい」で始めました。でもすぐにカラーに戻りました。僕にとっては、カラーのついでに何枚かあればいいやのエフェクトでした(20年くらい前 times fly)。
CanonからEOS 5Dの発売は当時かなりのインパクトがあり、アダプター経由でLeica summicron R 50mm F2のレンズを使って覚醒してしまいました。多分それはズミクロンというレンズのおかげでもありますが、なんとなくカッコいいから、堪らない心地よさが見えてきました。そういえばそんな記事を以前書いたなと探したら、めちゃめちゃありましたw
Leica Summicron R 50mm F2 - Futu’s blog
Leica Summicron R 50mm vol.2 - Futu’s blog
階調や濃度はセンサーとレンズによって味が変化する部分だと思いますが、輝度、光の入り方、捉え方がモノクロの奥深さだと感じていまして、そこに敏感になって行きます。僕がFujifilmに、しかもGFXで(間違って笑)戻ってしまったのも、やはり贅沢なセンサーでacrosを使いたかったからでした。
もう閉鎖してしまったのでずか、とあるカメラマンがセミナーで話したことをブログにアップしていました。
モノクロ好きのカメラマンは、いい光を探して撮りこみたいんだよ。正直、被写体とか構図とかはその次でね、、
その通りです。
まさに仰るとおり。。問題はセンサーに合うレンズがほとんどないということです😭
耐える木 : 根元が折れそう。。
川にボート🚤 : 光沢を帯びる。
光沢を帯びるvol.2
武蔵小杉の背中に気持ち良い雲がたくさん浮かんでいた
逆は雲ひとつなし。サイクリングや散歩の人が多かった。
オヤツに静まる愛息たち
いきなりカラーが飛び込んでるくると情報が多すぎてたじろぎますw